バレエダンサーの階級制度について
2024/03/15
バレエダンサーには階級制度が存在します。
階級によって、技術力・表現力・役割などが異なるのです。
そこで今回は、バレエダンサーの階級制度について順に解説していきます。
バレエダンサーの階級
カドリーユ
カドリーユはバレエ団の最も低い階級で、主に群舞や背景の役割を担当します。
バレエの基本技術を身につけるために、日々練習に励んでいる人たちです。
コリフェ
コリフェは、カドリーユの上の階級です。
主に群舞の中で目立つ役割や、ソリストの相手役などを務めます。
また、カドリーユよりも個性や表現力が求められます。
スジェ
スジェは、コリフェの上の階級です。
ソリストとして独立した役割を与えられることが多く、バレエ団の中核を担います。
また、高度な技術や芸術性を備えています。
プルミエ・ダンスール/プルミエール・ダンスーズ
プルミエ・ダンスール(男性)とプルミエール・ダンスーズ(女性)は、バレエ団の最高位のソリストです。
主役や重要な役割を演じることが多く、バレエ団の顔として活躍しています。
また、卓越した技術や魅力を持っているのが特徴です。
エトワール
エトワールは、バレエ団の最高の栄誉を与えられたダンサーです。
プルミエ・ダンスール/プルミエール・ダンスーズよりもさらに優れた才能や人気を持ち、バレエ界のスターとして認められています。
つまり、エトワールは数少なく特別な称号なのです。
まとめ
バレエダンサーの階級は、下から順に以下のように設定されています。
・カドリーユ
・コリフェ
・スジェ
・プルミエ・ダンスール/プルミエール・ダンスーズ
・エトワール
階級によって、求められる技術や与えられる役割が異なります。
これからバレエを始める方は、目標設定の目安にするのもよいでしょう。